寒い日にホッ！

ここ数日、雪のせいでひどい目にあってばかりで、
少々へこんでいました。

が、今日仕事の帰りに
小野島という地区の〈歳の神〉の前を通りがかりました。


〈歳の神〉は地元では〈おんべ〉とも呼ばれ、
正月飾りや門松、古いお札などを茅と一緒に焼いて
旧年の無事を感謝し、新年の無病息災を祈願する行事だそうです。


網の上にお餅をのせて焼いているおとうさん

「こんばんわ～！」と、突然カメラを持って近づいていった私に
「あ～、寒いね～。どうぞ、どうぞ。暖まっておいで。」と
焼いたスルメをくださったおかあさん。
火で炙った餅やスルメを食べると、1年間風邪をひかないそう。
これで、今年は風邪ひかないぞ！

寒い日に、体も心もホッ！と暖まった帰り道でした。

コメント 2

こんなに寒そうでも、雪降っていても、夜にやるんですね。さすがは雪国。
我が家の方（神奈川県秦野市）では、各家でお団子を３個ずつ用意して、それを火であぶったあと、他の家の人と１個ずつ交換して食べる、という風習があります。
会津ではお団子は焼きませんか？
by なおきち (2010-01-16 20:44) 

なおきちさん
こちらではお餅とスルメでした。
私も初めて見たので、他の集落ではどうなのでしょうね？
今度いろいろ聞いてみたいと思います。
by hidamari (2010-01-16 21:39)